自然遊びの中に学びがある
自然は、
長い年月や地殻変動、様々な生物の営みなどで構成されているものであり、
人の手で整え、ある程度想定することはできても、
地形や植生、環境の変化、天候などを完全にコントロールすることはできません。
それと同時にダイナミックな地形には無限の可能性があり、
飛んだり、跳ねたりする全身を使った遊びや、
目で見て、耳を澄まし、鼻でかぎ、肌で感じ、舌で味わうといった
五感を使った楽しい発見があふれています。
それら、たくさんの発見を、それぞれの目線・発想で、体験・感動することで、
豊かな感性が育まれ、身につけた知識をより深めることができると考えます。
私たちは “遊び”とは
「自分の責任のもと、好きなことに取り組む自由な時間」と考えます。
また、その遊びは、本来産まれ持っている好奇心(自発的なエネルギー)に後押しされ、
「どうすればより面白く(良く)なるか」を探求し、行動していくものだと考えています。
そして、その探求、行動が成長につながり”学び”となると考えています。
私たちはプログラムの大枠の内容は決定しますが、細かな活動内容は事前に決定せず、
その場に共に参加した人とコミュニケーションをとり、
何をして楽しむかを考えるところから経験してもらおうと思います。
先が決まっている人生はありません。
不確定だからこそ、自分たちで決めて行動できるから人生は面白い。
自然の中で遊びながら学んでいきましょう!
かんなべ自然学校は
ユネスコ世界ジオパーク認定の「山陰海岸ジオパーク」の
ど真ん中に位置する自然豊かな神鍋高原で四季折々の自然体験を通じ
“自然あそび”の中には『大切な学び』があると考える
アウトドアをフィールドとした学校です。
小学生の子ども達が主体となって行うプログラムでは、
自然という予測不可能な事が起こりうる状況の中で、
初めて出会う子達との共同生活を行うことで、
楽しみながら挑戦する心
仲間の変化に気づき寄り添う心
自分の頭で考え行動する力
個性を認めあう心
危険な場所要因に気づき回避する力
の向上に重きを置いています。
ファミリー向けのプログラムでは、
幼少期からの自然体験が、
生きていく上で必要な「感性」を育むと考え、
手軽に自然に触れ合うプログラムを企画し、
大人向けには非日常を感じるアクティビティを、
「KANNABE NATURE SCHOOL」として開催
さらには多様な学びの場の必要性から、
「デモクラティックスクールTOIRO」を
2020年に開校・運営しています。
かんなべ自然学校の
愉快な仲間達
校長 前田敦司(マエダアツシ)通称:あっちゃん
幼少期を豊かな自然の残る豊岡市神鍋高原で過ごし、
「岩登り」「川あそび」など、直感的な遊びをしながら育つ。
中学卒業後進学に伴い一度は地元を離れるも、
「自然の豊かなふるさとで子育てがしたい」「人生は一度しかない」
と考え、2011年家族で帰郷。
山陰海岸ジオパークガイドとなり、学び、活動を伝えていく中で、
「自然」×「教育」という考えを知り、有志の方たちと
「遊びの中にこそ本当に大切な学びが有る」という信念のもと、
2013年NPO法人かんなべ自然学校を設立。
社会的な不登校問題、2017年の教育機会確保法の施行を背景に、
2020年デモクラティックスクールTOIROを開校。
2021年11月豊岡市議会議員となり、多角的な活動を通じて
自然・文化を活かし、地域の魅力を高めるとともに、
誰一人取り残さない持続可能なまちづくりを推進している。
前田由香里(マエダユカリ)通称:ゆかりん
京都府舞鶴市出身の2児の母。
20代の頃はスノーボードに取り憑かれ、冬になると長野県・北海道の雪山で過ごす。その後ビーチラグビーというスポーツに出会い、砂まみれになりながら身体を動かす。
短大で実家を出てから20年間で12回の家移りをし、13回目で神鍋高原の自然を満喫できる最高のマイホームを見つけ、ベランダからの四季の移ろいを日々感じながら子育てと仕事を楽しんでいる。
食べることと、子ども達の笑顔を想像しながらプログラムを企画することが大好き。
保有資格 2024年4月現在
岸本元気&葉子(キシモトゲンキ&ヨウコ)
通称:元気くん&あおちゃん
若かりし頃をスノーボードと料理に捧げ、人生経験を積んで故郷へUターン。料理学校、関東での実戦で積んだ経験を生かし、自身でお店を改装しOPEN*作るものはお店だけにとどまらず、照明器具、家具、お皿、野菜、天然酵母に、ピザ釜まで作り、丁寧に丁寧に産まれた空間で、自然の循環を考えて間伐した材を使って焼き上げられたピザが食べられるお店を経営。かんなべ自然学校では雪の時期のプログラムやモノづくりのプログラムを中心に人生の楽しみ方を教えてくれます♪
山村の石窯ピッツェリアー《jinenan(ジネンアン)》
お店に遊びに行くと空間、食事に癒されて元気をもらえる*
勝手に「自己啓発の館」認定♪ by maeda atsushi
masato murata(ムラタマサト)
通称:ムラーノ
世界を知りたいという想いから海外を旅して熟成されたナイスガイ。
ベネチアで出会ったゴンドラ(街中の運河を巡る小型船)に感銘を受け、街中の川や山陰海岸ジオパークの見どころ溢れる海岸線でカヤックを楽しむ。様々な自然あそびを通じて培った屈強な肉体の中には自然と人を愛する優しい心が溢れています*
かんなべ自然学校ではトレッキングツアーを中心に人生の楽しみ方を教えてくれます♪
(彼の話す海外の旅の美味しかった食べ物の話は必聴です)
西岡敬生(ニシオカタカノリ)通称:西くん
特別支援学校の教員で、障害を持っている子の存在がなんだか見えない存在としてあるような社会に違和感を覚え、自分が様々な場に出て、障害を持っている子達の存在を身近に感じてもらいたいとの想いからかんなべ自然学校へはボランティアスタッフとして参加。
幼い頃からアウトドアが好きで、自分の滑りが海外でどこまで通用するかを知りたくてカナダでインストラクターになったり、娘を10ヶ月でキャンプデビューさせてしまうほど*
他にも豊岡市日高町出身の冒険家「植村直己」さんの冠の付いた、
「7泊8日植村直己に学ぶサバイバルキャンプ」のリーダーを務める根っからのアウトドア好き。ビシバシ鍛えて欲しい方はぜひ♪
田井地寛人(タイチヒロト)通称:タイチくん
大学卒業後サーフボードを片手に世界9カ国を旅し、そこで出会った人たちの自由な生き方に感銘を受ける。その後そのノウハウと人柄を生かし、手編みの帽子屋「とんがり☆トンガリ」として思いを広めながら日本を旅し、理想の土地を見つける。その土地を開拓し一から全て自分の手で家を建ててしまった知る人ぞ知るMrタイニーハウスビルダー。かんなべ自然学校ではキャンププログラムやモノづくりプログラムで子ども達に人生観を伝え、大人向けのスノーシューツアーのガイドなどで登場!現代のライフスタイルに素敵な波紋を広めてくれています(^^)
ホンダアイカ 通称:アイカちゃん
神戸うまれ神戸そだち。 神戸の下町で10年ほど服飾オーダーメイドのお店を営むが、東北の震災をきっかけに、自分のモノづくり・暮らしを見直すために車中泊の旅をはじめる。 2013年いい縁がつながり、現在暮らす但馬・香美町に移住する。現在は 紙漉を中心に地域資源を活かしたモノづくり・暮らし方を追求中。普段から和服が多くおっとりとした古風なイメージがつきがちだが、実はバイオリンも弾けちゃったり、狩猟免許ももっている「狩猟女子」。かんなべ自然学校ではキャンププログラムやファミリー向けの日帰りプログラムや、大人向けの【other-class】に登場します。
里山&街の体験型ミックスカルチャー《ながすくらす》
大塚寿人(オオツカヒサト)通称:ヒサちゃん
19歳よりお菓子づくりの道を歩み出し、パティシエとして修行した後、街での生活に違和感を覚え、出来るだけ地球にやさしい生活を送りたいと考え、長野県の廃材王国「カナディアンファーム」に出会う。そこで廃材を有効に使う考え方と、独特の素敵な仕上がりに廃材の虜になる。その過去の経験を活かし現在は、山に入り間伐材などの薪を割り、焚火でバームクーヘンを焼き、狩猟や、釣りなどを通じて自然環境と接し、 2017年11月3日に想いがギュッと詰まった「大塚香作所」をオープン*
食材がどうやって出来たかという過程にまでこだわり、その食材を丁寧に丁寧に調理し作られるそのスイーツは多くの人を魅了している。
かんなべ自然学校のキャンプにヒサちゃんが居る時は美味しいデザートが食べれるかも♪
橋本和加子(ハシモトワカコ)通称:ワカちゃん
江原生まれ、地元育ち。 JR江原駅そばのスポーツ店の3代目。
ささいなことでも楽しめることが得意。
ノルディックウォークに出会ってから13年。 神鍋の開放的な景色に魅了され、 歩くことで体調が良くなっていくと同時に、 改めて地元の自然の大切さを思う日々。 祖父の代も神鍋高原にご縁があり、 神鍋山や八反の滝の景色を見ながら、 祖父の面影に想いをはせる。
元気な笑い声と共に、綺麗な歩き方や自然の面白さをお伝えします。
法人概要及び沿革
法人名:NPO法人 かんなべ自然学校
所在地:兵庫県豊岡市日高町名色85-76
役員紹介:
理事長 前田 敦司
副理事長 田口 幹也
理事 中島 丈裕
理事 北村 元気
監事 川上 晃弘
あゆみ:
2013年
「子どもの健全育成」「観光の振興」
「まちづくり」「環境の保全」等を主たる活動目的とし、
6月20日 NPO法人かんなべ自然学校 設立
*子ども達向けのキャンププログラム
*ファミリー向けの自然体験
*一般向けのアクティビティ を開始
2016年
旧名色スキー場跡にある山小屋を改装し
「みんなのやまごや なないろ」として管理
2018年
地域にもクライミングという文化を
という想いから
「なないろクライミングウォール事業」を開始
2020年
地域に専門のクライミングジムが開設し、
「なないろクライミングウォール事業」を終了
多様な学びの場の必要性をうけ、
「デモクラティックスクール事業」を開始
現在
自然の中で行う『遊びと学び』をテーマに
四季を感じる自然体験プログラムを開催
※年度毎の事業報告などはこちら
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※ただし、プログラム申し込み時、もしくはプログラム開催時での明らかな写真撮影拒否 を本人(未成年者の場合は保護者)から連絡が有った場合には、速やかに本人を中心としたの撮影をやめ、本人を特定出来るような写真の使用をする事はありません。
以上 平成25年12月1日施行