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安全管理について

フィールド選定に関して

かんなべ自然学校はアウトドアを教室としている為、様々な年齢の方が過ごす自然の中の活動場所の選定には特に気を使っています。

事前下見でのスタッフ3名以上による多角的な危険因子の選出はもちろん、通常時に加え悪天候時の状況把握やそこに住んでいる生き物の事などを実際に現地で探す事の他、地元にお住まいの方へのヒアリング調査を重ね危険箇所の洗い出しを行います。

それらをふまえた上で中止/内容の変更の判断基準を設け、対象の年齢に合わせたプログラム作りを行っています。

また、活動の直前に下見の際と状況に変化が無いかを確認した上で、5〜10名の参加者に対して1名程度のインストラクターが付き、安全に配慮しています。

屋外に居る生き物に関して

外で活動する際にハチやヘビ、他の野生動物は基本的にこちらから刺激しなければ危害を加えてくることはありません。

ただ、ブヨ、ダニ、ヒルなどの生き物からの吸血は、自然の中で活動を行っている以上、完全に防ぐことはできません。

それらの生き物には下記の対策内容を声かけを行いますが、吸血される可能性があることをご理解ください。

ブヨ・・・

朝夕の屋外に居て​蚊のように吸血し、痛くはないが吸血後に痒くなり、

体質によっては腫れる場合がある

対策:長袖長ズボンで防ぐことができる場合が多い

ダニ・・・

鹿やイノシシなどの野生動物を吸血し自然の中に居ます。

近年ではダニの中でも「マダニ」という種が吸血し、その後の処置の仕方によっては危険要素がある場合があるということが懸念されますが、病院などで適切に処置をうければ大事に至らないと言われています。

対策:動きが遅いため吸血するまでに発見振り払えば問題ない。

万が一噛まれた(皮膚についているのを発見した)場合は、

決して引きちぎらないように注意。病院にて処置がオススメ

ヒル・・・

渓谷などの水辺や山の中に居ます。吸血されても痛くも痒くもなく、その時は大した危害はないが、吸血されると血が止まりにくくなり、吸血されている状態で無理矢理引きはがすと口が残る場合がある。

対策:吸血されているのがわかったら食塩をふりかけると縮んで落ちる。

​血が出る場合はチィッシュで拭き取り絆創膏をはる。

参加者のケガ/ケンカに対しての考え方

外で元気よく遊ぶ時には転んだりして出来る小さなケガは防ぎようが有りません。
その場合、洗浄し必要に応じて消毒、止血で対応します。

大きなケガに関しては、参加者の年齢に合わせたフィールド選択、整備を行い、活動中は見守り、声かけをしていく事でなるべく回避していきます。
ただし、日常生活とかわらないような状況でも起こりうるケガは防ぐ事が困難です。
万が一起こってしまった場合は、救急で豊岡病院へ連絡・対応します。

参加者が未成年であり、こちらが対応に迷う程度のケガの場合は、事前にお伺いしている連絡先で保護者の方にお電話でご相談させていただき、ご希望をお伺いして対応していきます。

また、子ども同士での他のお子さんとのトラブルで
ケガをさせてしまった
ケガをさせられてしまった

お家の兄弟ゲンカの対応と同じ様に、暴力は悪い事だという事の言葉がけを行い、話し合う場を設けてお互いの気持ちのくみとりを行います。
口げんかまでは見守ります。
ケガにならない様に細心の注意は致しますが、万が一ケガトラブルになった場合お互い様な部分もあるのではと考えます。ご理解したうえでのお申込みお願いします。

もし、状況説明が不十分な場合は遠慮なくお訪ね下さい。
しっかりとみまもり対応できるように勤めます。

※プログラム開催中には最低1名は万が一の怪我にも対応できるよう、国際基準にも採用されているWAFAアドベンスレベルの講習受講者が同行しています。
世界25ヵ国以上で選ばれている野外・災害救急法 WMAJ

※保険に関しては、法人に非がある場合のケガなどに対して賠償責任保険に加入しております。(日本国内に住民票のある方のみ対象となります。)
ただ、お客さま自身の不注意などでのケガは対象外となりますので、傷害保険が必要な場合は各自でのご加入をお願いします。
  あいおいニッセイ同和損害保険㈱ NPO賠償責任保険
  【入院:期間に応じて2万~10万円/通院:期間に応じて1万~5万円
​   大きな事故など:上限2億円】

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